2013年6月7日金曜日

凛としてヨーロレイッヒー

口笛はなぜー
遠くまできこえーるのー
あの雲はなぜー
わたーしを待ってるのー
おしーえてーおじいさんー
ほにゃーららー
ほにゃーらーらー
ほにゃららー
ほにゃーららー
らーらーらーらー


どうも!イエティです!!
ちなみに、大男でも毛深くも無いです!
雪山にも詳しくありません!
寒いのは大の苦手です!

ムリ。寒いの無理。



じゃあヒューマンで良いだろうって?
ノンノン、男にはどうしてもイエティにならねばならん時があるのです。


例えば、子供を野盗に誘拐されてしまった場合。
あなたの住む美しい村は突然襲われ、財産も家族も失ってしまいます。


東京でも良くあることですね!


大切なものを奪われてしまったあなた。
怒りに身を委ね、復讐に心を捉われているうちに、元々濃ゆい体毛は伸び放題
ボディケアをする余裕もありません。
いつしか主食は増えるワカメに。。。



…それから幾年が経ったでしょうか。
世間の人は口を揃えてこう言います。


「彼はイエティになってしまった」と。



今年はイエティ系男子くるよ…‼



(もしかして、ふぅんって感じでした? 大丈夫、間違ってないよ! 自信持って!)




………




タイからインドで乗り継ぎ、
ネパールに到着した僕なんですけど、
さも当然かのように山へ向かいました。

何故って?

ハイジに呼ばれた気がしたんです。

そう、始まりはいつも突然


こーんなとこや
こーんなとこ
時にはこーんな
こんなとこまで!



いわゆるトレッキングってやつですね。
これがしたくて来ちゃいました。


でもね、途中で気が付いたんです。
ここヒマラヤだったわ\(^ー^)/
アルプスの少女だわハイジ\(^ー^)/

クララの馬鹿!もう知らない!!
(クララ!強く生きろ!)





アルプスの少女ヒマラヤの淑女
とはヨーロレイッヒーしたんだけどね。




はい、先生。質問があります。
ヨーロレイッヒーって何です?
動詞なの?掛け声なん?
…楽しいから何でもいいけど。


辛い時は声に出していきましょう。
さあさ一緒に、
ヨーロレイッヒー!!
腹からね、腹から声を出してこう!


「悩んでるのが馬鹿らしくなる」
そうだろ? ヨーロレイッヒー?




トレッキングの方はと言うと、
ヒマラヤ山脈を歩き続けていました。
7泊8日、泊まりがけで。
もうね、激ハード。ほぼ修行でした。
危うく修験者になるとこだったわ…


だいたい1日5時間歩くんですけど、
本当に山越え谷越え、なんです。
最初は楽勝なんですけど、後半で斜面がラッシュかけてくるとね…

もういっそのこと殺してくれええ!!

ってちょっぴり思います。そんな具合。




彼は相棒のラム。

もし彼がいなければ、僕はトレッキングの途中で爆散し、空へと昇り、雨となり、ヒマラヤの尾根を彩る高山植物へと降り注いでいたでしょう。危うし。

ちなみに、彼が息を乱している姿をただの一度も見かけませんでした。
新型のサイボーグなんだと思います。
(優しい心はアトムと同じ!)




あ、そうだ。
御存知でしょうか。
人は歩く葦(あし)ですが、
人は歩き過ぎると茸(きのこ)になるようです。雰囲気とかね。

僕は道中、背格好が、
ひとえのきしめじなめこ
と退化の一途を辿りました。

ふふ、もはや人外ですね。
こちらとて心外ですよ?


なめこ代表として言わせて下さい。

トレッキングをなめるなああああ!!




はあ。





さあさ次回は!
ヒマラヤトレッキング後編!!
夢枕獏がお届けするとか、どうだとか。
活字の力をお見せしたい!ってな訳で!

次回もサービスサービスぅ!!







P.S.

「きょうのわだい」って日本語、
ネパール語で「Say something to brother」って意味らしいですよ。

使いずれーわ!!!

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